わたしの思考回路にっき①
今日も目が覚める。
起きていつも思うことは「今この瞬間に世界がはじまったのではないか」ということだ。
自分は傲慢だから。
自分が起きたときに世界は始まり、目をつむってまどろむうちに世界は死んでいくのだ。
今日は人間だが明日はザリガニかもしれないしカラスかもしれない。
どうせだったら好きな動物の猫に生まれてたらいいなと思う。
すくなくともこのペンの跡が作る世界では私はかみさまなのだ。
ちょっとくらい傲慢でも、わがままでもいいだろう。
普段は口にしないようなことばも言える。こころなしか筆もすらすらすすむ。
いま電車の音が聞こえた。こんな時間に電車に乗ってる人よりパソコンの前で好きなことをやってる私のほうが勝ち組だろう。
やっぱり私は傲慢だ。